1898年、ペンシルヴェニア州フィラデルフィア生まれ。1919年、工業大学を卒業後、芸術家へ転向。ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグに入学し絵画を学ぶ。1926年、渡仏。この頃より、後の代表作の前身となる動く針金彫刻を手がけ、サーカスを題材とした上演型のパフォーマンスはパリにて人気を博す。1930年、モンドリアンとの出会いをきっかけに、様々な色の抽象形体が浮遊する「モビール」や、地面に固定された彫刻「スタビル」の本格的な制作に着手。その他、絵画、版画、ジュエリーなども多く残した。1952年、ヴェネチア・ビエンナーレにて彫刻部門国際大賞受賞。1968年、メキシコ五輪のために大作《赤い太陽》制作。1976年、ニューヨークにて死去。