

- artist
- 中西夏之
NAKANISHI Natsuyuki
- title
目前のひびきB
- year
- 1979年
- medium
- リトグラフ
- size
- 96×75cm
- edition
- 40
- signature
- あり
- price
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- 作家について
-
1935年東京生まれ。1958年に東京藝術大学油画科を卒業。
大学の同級生には同じく現代美術家の高松次郎・磯辺行久らがいた。大理石の粉をペイントやエナメルなどの塗料に混ぜた作品「韻」を1959年に制作。平面作品の新しい可能性を感じさせ、若手作家として評価を受ける。
1960年代前半には、赤瀬川原平・高松次郎と共に「ハイレッド・センター」と呼ばれる集団を結成。日常とアートの融合を目指し、山手線のホームや車内でハプニング・パフォーマンスを行う。
その後は舞踏家らとの出会いもあり、舞台美術や装置の制作も手掛け活躍の場を広げる。1996年、東京藝術大学絵画科の教授に就任。1997年には東京現代美術館にて「中西夏之展 白く、強い、目前、へ」を開催。様々なカテゴリーで作品を制作したが、特に平面作品の概念について思考を深め、向き合い続けた画家である。2016年、逝去。