

- artist
- 荻須高徳
OGUISS Takanori
- title
靴屋 メトロ
- year
- 1987年
- medium
- リトグラフポスター
- size
- 60.5×76.5cm
- signature
- なし
- price
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- 作家について
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1901年、愛知県に生まれる。東京美術学校を卒業後の1930年に渡仏し、以後、第二次世界大戦による一時帰国を除いて、生涯の大半をフランス・パリで過ごした。
歴史と人々の息遣いが感じられるパリの裏通りを主な題材とし、時代の移ろいとともに変わりゆく都市の中に、変わらぬ人間の営みやノスタルジーを描き続けた。戦後、最初にフランスへの再渡航を果たした日本人画家としても知られ、1956年にはパリ市長から「最もフランス的な日本人」と評され、レジオン・ド・ヌール勲章を授与された。
都市開発が進み変化の著しい現代のパリにおいて、荻須の作品は、かつての穏やかな街の風景とそこに息づく生活の記憶を今に伝えている。1986年、パリのアトリエでの制作中に逝去。享年84歳。