print

artist
安斎重男
ANZAI Shigeo
title

「ANZAI Homage to ISAMU NOGUCHI」より Isamu Noguchi

year
1992年
medium
写真
size
28×36cm

edition
15
signature
あり
price
SOLDOUT

作家について

1939年神奈川県に生まれ、独学で美術を勉強していた安斎重男。1969年に李禹煥の個展を準備中のギャラリー訪問し、持参していたカメラで写真を撮っていた所、李本人に個展記録の撮影を依頼される。この出来事がきっかけとなり、更に1970年の東京ビエンナーレにてリチャード・セラやダニエルビュレンらの助手兼記録カメラマンを務めたことで本格的に写真家として活動をはじめる。被写体は主に世界中の現代美術家および美術関係者。ヨーゼフボイスや草間彌生、村上隆らも撮影しており、中でも有名なのが彫刻家イサム・ノグチを撮影したシリーズである。
また前述の李兎煥をはじめとする“もの派“の作品は展覧会期中のみしか見ることが出来ないインスタレーションも多くあり、安斎はそんな形に残らないアートやパフォーマンスも多くレンズに収めてきた。現在では安斎作品の中でしか見られない作品も多数存在し、刹那的な現代アートの瞬間を切り取った写真家として大変貴重な存在である。
2000年、大阪国立国際美術館で大規模な個展を開催。
2004年から多摩美術大学にて教鞭をとる。
2020年8月死去。