

- artist
- バスキア
Jean-Michel BASQUIAT
- title
BIG PAGODA
- year
- 1997年
- medium
- リトグラフポスター
- size
- 75.5×56cm
- signature
- なし
- price
- SOLDOUT
- frame
- 83×60.5cm
- 作家について
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1980年代のアメリカ美術界に突如現れた新星アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキア。激しく荒々しいタッチの作風には、文字や記号をはじめ、科学・歴史・文化などに関する要素が複雑に織り交ぜられている。わずか10年足らずの活動期間で、3,000点を超えるドローイングや1,000点以上の絵画を制作し、多くの人々を魅了したが、27歳という若さでこの世を去った。彼が強く憧れていたのは、アメリカのポップアートを代表するアンディ・ウォーホルである。バスキアは美術関係者の紹介でウォーホルと出会い、まもなくして彼の肖像画を描き二人は親交を深めていった。その後、二人は共同で作品を制作し合い、互いに強い影響を与える仲となったが、合同で行った展覧会は批評家から否定的な評価を受け、関係は徐々に悪化していく。もともとヘロイン常用者であったバスキアは、ウォーホルの死をきっかけに薬物依存がさらに悪化し、破滅的な行動が増えていった。最期は急性薬物中毒により、ウォーホルの死から約一年後、後を追うようにこの世を去った。