1910年、東京生まれ。1938年、東京美術学校油画科卒業。その後フランスへ渡り、アカデミー・ランソンに学ぶ。1940年に一度帰国し、ベトナム、カンボジア、ラオスへ外務省から派遣される。1946年には光風会会員となり、1952年同展の特賞を受賞。 1953年には再び渡仏し、以後20年間パリで制作を続けた。デザイン性豊かな抽象画で人気を博し、サロン・ドートンヌやサロン・ド・メ展を中心に、数々の国際展や個展にて発表を重ねた。作品は東京国立近代美術館、パリ国立近代美術館、サンフランシスコ美術館、ミネアポリス美術館、ルクセンブルグ国立美術館他、多数の美術館に収蔵されている。1978年、福島にて死去。