- artist
- 榎倉康二
ENOKURA Kouji
- title
作品
- year
- 1982年
- medium
- 紙にボイル油、グラファイト
- size
- 55.3×75.2cm
- signature
- あり
- price
- SOLDOUT
- frame
- 63×82cm
- 作家について
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1942年、東京生まれ。1966年、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。1968年、同大学大学院修士課程修了。戦後を代表する芸術運動「もの派」のメンバーとして活動。布や紙に油を染み込ませたり、絵の具の滲んだキャンバスに木材などの異素材を組み合わせるシリーズに加え、野外でのインスタレーションや写真、版画など、多面的な制作を行った。物質・物事の生成・存在そのものを、「浸透」、「干渉」などのキーワードを媒介として捉える試みを一貫した。1971年、パリ青年ビエンナーレに代表作《壁》を出品し、優秀賞(パリ留学賞)受賞。1978年のヴェネチア・ビエンナーレをはじめ、各国の芸術祭や日本の前衛芸術を紹介する大規模な展覧会に数多く参加。1995年、東京にて死去。
- 作品について
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画面上で対面するかのような、「滲むオイル」と「かすれる黒鉛」。作家の意図だけでは制御できない物質のあり方が表現されています。作品左下にサインと年記が書かれた、貴重な1点ものの作品です。状態はお問い合わせください。