- artist
- 畦地梅太郎
AZECHI Umetaro
- title
樹林をとぶ鳥
- year
- 1967年
- medium
- 木版
- size
- 49.3×37.5cm
- edition
- A.P.
- signature
- あり
- price
- SOLDOUT
- frame
- 75.5×57cm
- 作家について
-
1902年、愛媛生まれ。油彩画家を志し上京した後、内閣印刷局に勤めながら仕事の合間に鉛版画制作に触れたことがきっかけで、版画の道へと進むことを決意する。初期には都市の風景などを描いたが、1930年代になると山岳風景や山男シリーズを熱心に主題として取り上げ、「山の版画家」と称されるに至る。日本版画協会、国画会での発表に加え、サンパウロやスイスなど海外のビエンナーレにも日本代表として出品し、温かみのある木版の味わいや題材への愛着を感じさせる作風から世界的に注目を集める人気作家となる。1971年、代表作「頂上の小屋」、「涸沢の小屋」など5点が宮内庁買い上げとなる。1999年、東京にて死去。