- artist
- 藤田嗣治
FOUJITA Tsuguharu
- title
「猫の本」より アオラ
- year
- 1930年
- medium
- コロタイプ
- size
- 19×25cm
- signature
- 版上
- price
- SOLDOUT
- frame
- 40.2×46.1cm
- 作家について
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1886年、東京生まれ。東京美術学校に入学し西洋画を学ぶ。1913年に渡仏し、以後パリを拠点に画業を積む。モンパルナスに居を構え、モディリアーニ、ピカソ、キスリングらエコール・ド・パリの画家たちと交友を結ぶ。新しい美術様式が次々に台頭する文化の中心地において、やがて「乳白色の肌」と呼ばれる陶器のような色使いと、面相筆による繊細で透き通るような線描を確立していく。1921年のサロン・ドートンヌに「裸婦」「静物」「自画像」を出品し、その独自のマチエールが大絶賛され一躍パリの寵児となる。幾度か帰国を繰り返すが、1955年にはフランスに帰化し、カトリックの洗礼を受けた晩年は「レオナール・フジタ」として生涯絵筆を握り続けた。1968年、チューリヒにて死去。