sculpture

artist
宮脇愛子
MIYAWAKI Aiko
title

GOLDEN EGG (A)(B)

year
1982年
medium
ブロンズ
size
A)21×11.8×4.3cm B)17.2×9.6×3.4cm

edition
50
signature
刻印
price
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作家について

1929年、東京生まれ。1952年、日本女子大文学部卒業。翌年、文化学院にて阿部展也、斎藤義重に師事し絵画を学ぶ。1959年からミラノ、パリ、ニューヨークに滞在し、マン・レイら当時活躍していた芸術家との交流を深める。初期は大理石粉などを用いた抽象絵画を制作していたが、ニューヨークから帰国した1960年代半ばからは真鍮パイプ、石、ガラスを素材とする彫刻へと作風が変化している。1980年より国内外で発表したステンレスワイヤーで曲線を表現した造形シリーズ「うつろひ」は、国際的に賞賛され、現在もバルセロナやパリのパブリック作品として世界各地にコレクションされている。晩年までその制作意欲は衰えることなく、油彩やドローイングによる平面作品を多数残している。2014年、横浜にて死去。

作品について

切れ味よく半分にカットされた金色のタマゴ。黄身はくり抜かれ、覗き込むと鏡のようにつややかに映りこむ世界が広がっています。平らな部分と凹んだ部分で光の反射により異なる質感が表現され、周囲の空間の見え方を置換させる、宮脇愛子ならではの計算し尽くされたフォルムをお楽しみいただけます。状態はお問い合わせ下さい。