1945年、北海道生まれ。1969年、東京藝術大学大学院彫刻科卒業。1970年、イタリア政府招聘留学生として渡伊しローマ・アカデミア美術学校で学ぶ。以降、イタリアを拠点として活動を続けている。大理石やブロンズで作られた作品は、大自然や都会、あらゆる場所を舞台に設置されており、滑らかな質感の曲線的なフォルムや、空間と空間を神秘的に結びつけるゲート型の大作など、人々にシンボルとして親しまれているものも多い。第42回芸術選奨文部大臣新人賞(1992年)、国際彫刻展賞(1994年)、文化庁長官表彰(2010年)他、日本とイタリアにて数々の受賞歴を誇る。