- artist
- 浜口陽三
HAMAGUCHI Yozo
- title
サルとリス
- year
- 1953年頃
- medium
- 紙にペン、水彩
- size
- 10×18cm
- signature
- なし
- price
- SOLDOUT
- frame
- 35.5×45cm
- 作家について
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1909年、和歌山生まれ。ヤマサ醤油の創業家に生まれた浜口陽三は、芸大時代彫刻を専攻するが、退学して渡仏する。9年の滞在の後、第二次世界大戦のため帰国。終戦後より本格的に銅版画の制作を始める。1953年、後に妻となる南桂子と共に再渡仏、以後パリに定住する。1950年代後半にビエンナーレで版画大賞などを次々に受賞し、一躍世界にその名を知られるようになる。再渡仏後はカラーメゾチントの制作に専念し、生涯その技法から離れることはなかった。浜口の静寂した小宇宙の画面に浮かび上がる果物や昆虫は、時の流れを忘れたかのように神秘的な光を放ち続けている。1981年~1996年、サンフランシスコに本拠地を移し制作にはげむ。2000年、死去。
- 作品について
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この小さな楽しげなドローイング作品は、1953年頃の朝日新聞の「こども」という欄に夫人である南桂子が書いた文章の挿絵として掲載されました。木の上のかわいらしいリスとサルが遊ぶ童話のような世界が素朴なタッチで描かれた大変珍しい一品です。作品裏面に名前と住所のスタンプ有。状態はお問い合わせ下さい。