sculpture

artist
元永定正
MOTONAGA Sadamasa
title

さんといち

year
1999年
medium
ブロンズ、樹脂
size
25.9×16.7×13.5cm

edition
100
signature
刻印
price
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作家について

1922年、三重県生まれ。1955年、吉原治良の誘いで具体美術協会の第一回野外美術展に参加。絵の具のたらしこみや飛散による流動感のある抽象画で注目を集める。66~67年、ニューヨークに滞在した頃より、エアブラシとアクリル絵の具を用いた技法で新境地をひらく。ユーモラスな形と軽快な色彩は「ファニーアート」と呼ばれ、自由で気ままな世界を確立した。1988年にはフランス政府よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。元永は「陽気な世界を追求し、気の向くままに制作を広げた」と言い、絵画や絵本、彫刻や陶芸などにも精力的に取り組んだ。昨今具体作家に再び注目が集まる中、特に評価の高まっている作家の一人である。

作品について

フランス国立造幣局(モネ・ド・パリ)公認のもと制作された「日本に於けるフランス年」の記念作品。丸いカタチの上部に、ニョキッと顔を出す4本の線がなんともユニークで、観ていて心和む一点です。

「Fonderie Monnaie de Paris」の鋳造印、「Monnaie de Paris」作品証明書、オリジナルケース付。