sculpture

artist
岡本太郎
OKAMOTO Taro
title

若い夢

year
1970年代
medium
ブロンズ
size
20.5×22×20cm

signature
刻印
price
SOLDOUT

作家について

1911年、神奈川生まれ。1929年、東京美術学校洋画科入学。1930年、家族と共に渡仏し、両親が帰国した後もひとりパリに残る。1932年、ポール・ローザンベール画廊にてピカソの作品に感動したことをきっかけに抽象芸術の道に進む決意をする。同年、美術団体「アプストラクシオン・クレアシオン協会」のメンバーとなり、以後数年間、フランスの地にて制作と発表に没頭する。ドイツのパリ侵攻により帰国した後は、日本を拠点に前衛芸術の牽引に励み、1950~60年代は国内外において大規模な絵画や彫刻、壁画、陶板レリーフなどに取り組んだ。1970年、日本万国博覧会のシンボル「太陽の塔」「母の塔」「青春の塔」を含むテーマ館を制作し、同館館長を勤めた。1989年、レジオン・ドヌール勲章受章。小手先の美しさや巧妙さではなく、既存の概念にとらわれない新しく自由な美意識を生涯追い求め、残された作品や言葉からは無邪気なまでに芸術を愛する少年性と、すべてを見通すかのような強烈な眼力を感じることができる。1996年、東京にて死去。

作品について

日本青年館新館建設基金募集のためにさまざまな芸術家に呼びかけを行った際、第1回を担当した岡本太郎が制作した作品です。「人生は夢だ。夢見るものは永遠に若い。にっこり笑ってこの世のすべての空しさと闘い、挑みそれをのり越える。その瞬間にこそ若い夢がひらくのだ。」頬杖をつき、無邪気な笑顔を浮かべ未来を見つめるその眼差しは、私たちに明日を生きる前向きな活力を与えてくれるような気がします。状態はお問い合わせ下さい。